東京株式市場は9月25日前場で前日比208円03銭高の3万5825円59銭と上昇して取引を終了。米国株式の回復に支えられ、前日の大幅下落からの反動買いが見られた。しかし、依然として関税政策に対する不透明感から、上値は重い状況だ。業種別では医薬品やその他製品などが上昇し、非鉄金属や精密機器など一部のセクターが下落した。また、出来高は7億4351万株と、売買代金は1兆8042億円となった。なお、9時頃には日経平均は3万6000円台を回復する場面もあった。市場関係者は「短期的には買い戻しが進むが、今後の米政府の動向や重要指標発表への警戒感もあり、上値は重そうだ」とコメントしている。