米穀安定供給確保支援機構が全国180の生産者や卸売業者を対象に行っている調査結果によると、4月のコメ価格見通し指数は59となり、前回より4ポイント上昇しました。一方で、現状指数は横ばいのままです。
この調査では、0から100までの指数を使用しており、その値が大きいほど今後のコメ価格への懸念が高まることを示しています。現状での指数94は前回と同じであり、安定した水準で推移しています。
しかし、向こう3か月の見通しについて不安材料が浮上しており、その結果が注目されています。特に夏に向けてコメが品薄になる懸念や、備蓄米の放出などによる価格変動への警戒感が増加しているとみられます。
この調査結果は、生産者や卸売業者の他、消費者にとっても重要な指標となるでしょう。今後の動向を注視し、適切な対策を講じることが求められています。