先週、株価が大きく上昇した注目企業は住友不動産です。同社はビルやマンション、戸建住宅の開発・賃貸事業を展開する総合不動産会社ですが、その背後には世界的な影響力を持つ米ヘッジファンド、エリオット・インベストメント・マネジメントがいました。この投資家は、住友不動産に対して株主価値の向上策を協議していると伝えられています。具体的には保有不動産や政策保有株式の売却などを求めている可能性があります。エリオットは日本企業への投資も積極的で、先月には三井不動産に対してもオリエンタルランド株の売却を求めました。これを受け、三井不動産は経営方針を改定し、自己資本利益率(ROE)を向上させる目標や配当性向の改善などを掲げています。
このような動きが住友不動産にも波及している可能性があります。株価掲示板や日経平均株価掲示板ではこの話題で盛り上がっているようです。