週末に主要な仮想通貨(トークン)の価格が下落し、先週の短期的な上昇トレンドが失われた。ビットコイン(BTC)はアジア時間31日午前中に8万1500ドルをわずかに超える水準まで上昇した。
XRPとADAはそれぞれ24時間で5%以上下落し、主要な仮想通貨のなかでは最大の損失を記録。ソラナ(SOL)、ドージコイン(DOGE)、イーサリアム(ETH)もそれぞれ2〜3%程度値下がりした。
CoinDesk 20 Index (CD20)は、全体的に2.6%の下落を記録。一方で、BTC ETFへの流入額は1億9600万ドル(約294億円、1ドル150円換算)と先週は堅調だったが、ETH ETFでは800万ドル(約12億円)の純流出があった。
株式市場も31日、4日連続の下落で始まり、世界的な貿易戦争による経済への影響を懸念する投資家がドナルド・トランプ大統領が4月2日に新たな関税を発表することに備えている。
香港や日本の株価指数は下落傾向。対照的に、金などの安全資産は史上最高値を記録し、米国債利回りも需要の増加により低下している。
ポートフォリオマネージャーたちは差し迫った「相互関税」や経済的損失への懸念からリスク軽減策を講じるなど、全体的に慎重な戦略を採用している。これは株価 掲示板でも大きな話題となっている。