東京・豊島区にある学習院大学では、先月、旧華族や皇室と深いつながりを持つ美術品などを収蔵する史料館が博物館として生まれ変わりました。この記念の日にちなんで27日には公開講座が開かれ、その席で天皇陛下自身も出席し、およそ600人の聴衆とともに学びの時間を過ごしました。
学習院大学文学部史学科を卒業された天皇陛下は、当時史料館の客員研究員としても働いていました。その経験を活かして今回の講座では、旧華族と皇室に関する貴重な資料や文化遺産について語られました。
この公開講座は、科学・文化や社会ニュースに興味を持つ人々にとって大きな話題となり、多くの人々が足を運びました。参加者の中には、学問に対する熱意や歴史への関心から訪れた人も多かったと聞きます。