北海道の名物観光列車「くしろ湿原ノロッコ号」がこのほど、2023年の運行を開始しました。この人気スポットでは、釧網線の釧路駅から塘路駅へと進む約86キロメートルのルートで、豊かな自然を体験する旅が始まりました。
6月26日、運行初日の「くしろ湿原ノロッコ号」は、釧路駅での出発式に続き、家族連れを中心に約110人の乗客が乗車しました。多くの人々にとって、この列車は北海道の自然を満喫するための絶好の機会となっています。
「くしろ湿原ノロッコ号」は、釧路湿原の美しい風景を楽しむことができる観光客向けの列車です。特に、塘路駅周辺では、夏に咲くカモシカ草などの植物が豊富で、野生動物との遭遇も期待できます。
この列車を利用することで、訪れる人々は大自然の中でリラックスした時間を過ごすことができます。また、列車内ではガイドによる解説や、湿原の生態系について学ぶことができる特別なプログラムも用意されています。
釧路市や地元の観光協会は、「くしろ湿原ノロッコ号」を通じて、地域の魅力を広く発信することを目指しています。この列車が運行することで、地元の経済に貢献するとともに、北海道の豊かな自然環境を多くの人に知ってもらう機会となっています。
ぜひ、「くしろ湿原ノロッコ号」を利用して、北海道の夏を感じてみてはいかがでしょうか?