26日、東京・銀座にて拉致被害者の家族たちが12年ぶりに街頭署名活動を行いました。横田めぐみさんの弟である横田拓也さんや飯塚耕一郎さんが中心となり、約20人の参加者が集まりました。
横田拓也さんは、自身の姉・横田めぐみさんが中学1年生だった時に拉致された経緯を踏まえ、家族会代表として署名活動に参加しました。また、飯塚耕一郎さんも自身がまだ1歳の時から母親の田口八重子さんを拉致されたという悲劇的な状況を背景に、支援者と共に署名を集めました。
この街頭署名活動では、「拉致被害者の家族会」のメンバーだけでなく、多くの市民や関心を持つ人々が参加し、拉致問題に対する社会的な関心が高まっています。横田さんと飯塚さんは、親世代が存命であることを強調し、さらなる解決に向けての努力を呼びかけました。
拉致被害者家族会によるこの活動は、拉致された人々やその家族たちが長い間、政府や社会に対して訴え続けてきた問題の一端です。市民一人ひとりの小さな声を集めることが、大きな変化へとつながる可能性があります。