きょうの東京株式市場では、日経平均株価が先週から1502円下落し、3万5617円で取引を終えました。これは去年9月以来、約半年ぶりに3万6000円の大台を割り込む水準です。
先週のニューヨーク市場では、トランプ大統領の関税政策による景気後退や物価高騰への懸念が広がり、ダウ平均株価が700ドル超下落。ナスダック総合指数も2.7%安と大幅に値を下げました。
この流れを受け、東京市場でも半導体や自動車などの輸出関連銘柄を中心に売りが出ました。また、円高の進行も投資家の不安材料となり、株価下落につながりました。
専門家からは「トランプ大統領の関税政策が日本の経済に悪影響を及ぼす可能性がある」という声も上がり、市場では一段と慎重な姿勢が広がっています。