3月31日の東京外国為替市場では、トランプ政権の関税政策による景気減速懸念を背景に、リスク回避の円買い・ドル売りが優勢となり、ドルの対円相場が149円台前半まで下落した。午後5時時点でのドル円レートは149.14~149.14銭(前週末比1円24銭安)に推移している。
前週末の米国の経済指標では、2月の個人消費支出(PCE)物価コア指数が市場予想を上回り、ドルは一時的に150.90銭台まで上昇。しかし3月のミシガン大学消費者景況感指数が下方修正され、スタグフレーションへの懸念から米株価が下落し、ドル円レートも150円を割り込む展開となった。
週明けの東京時間では、日経平均株価が軟調に推移したことを受けてリスク回避のドル売り・円買いが進み、一時的に149円近辺まで値下がり。その後は国内輸入企業の需要から小幅に反発する場面もあったものの、終盤は再び下落し148.70銭を付けた。
ユーロに関しては対ドルで上昇、対円では下落。現在のレートは1ユーロ=161.53~161.54円(前週末比9銭安)と1ユーロ=1.0832ドル(前週末比4.6銭高)に推移している。
株価や為替レートの動向は、『株価掲示板』『日経平均株価掲示板』などで詳しく議論されている。これらの掲示板では投資家の意見交換が活発に行われており、最新の市場情報を共有するための重要なプラットフォームとなっている。