3月31日、ソウル外国為替市場では、米国の相互関税発表への警戒感や国内政治の不透明さ、韓国株式市場での空売り再開などの影響を受け、韓国ウォンが対ドルで下落。これにより2009年3月以来となる16年ぶりに1ドル=1472.9ウォン(約149円)と、過去の金融危機時の水準を記録した。
この日、ウォンは寄り付き時に1ドル=1470.6ウォンで取引され、午前中には一時的に最高値を更新。しかし、その後は下落基調となり、最安値での取引を終えた。なお、韓国株式市場では大型株の空売りが約1年半ぶりに解禁されたことから、KOSPI指数も大きく下落した。
トランプ大統領による相互関税発表への懸念や、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の弾劾危機がウォン安の一因とみられる。一方、日中間では、ウォンの対円レートも前営業日に比べ16.92ウォン下落した。
このような状況の中、株価掲示板や日経平均株価掲示板でも関連情報が注目を集めている。