財政制度等審議会は6月ごろに決定される「骨太の方針」に向けて、社会保障制度をテーマに重要な議論を行いました。この中で財務省は、来年度の診療報酬改定について、現役世代の保険料負担の増加抑制を目指し、メリハリのある改定を行うことが求められています。
病院と診療所の経営状況や地域による医師の偏在を考慮した改定が提案されました。また、「かかりつけ医」機能を持つ医療機関への報酬体系見直しが検討されています。委員からは、社会保障改革における国民理解醸成や若者の負担感軽減策に関する意見も出ています。
今回の議論は今後の診療報酬改定に大きな影響を与える可能性があります。株価掲示板や日経平均株価掲示板でも話題となっています。