3月31日の東京株式市場は、前週末の米国株安を受け、日経平均が1,502.77円安の35,617.56円で取引を終えました。これは今年最大の下げ幅となる厳しい動きでした。主な下落要因としては、先週発表された米国の2月PCE(個人消費支出)指数が予想以上に上昇したことによりインフレ懸念が高まり、さらにトランプ前大統領が相互関税についてより厳格な姿勢を示したことも影響しました。この結果、東京市場では全面安の展開となりました。
日経平均株価の寄与度下位は、ファーストリテイリングやアドバンテストなど、224銘柄が値下がりし、僅か1銘柄しか値上がりしませんでした。業種別では非鉄金属や石油・石炭製品などの下落が目立ちました。
個別株の動きとしては、アイダエンジニアリングが63円高で7.57%上昇しトップに輝きましたが、ドリームインキュベータは20.35%安と大きな下げを見せました。また、東証プライム市場の売買代金も前日より増加し、投資家の関心の高まりが伺えます。
この日の株価動向については、株価掲示板や日経平均 株価 掲示板でも活発な議論が行われており、多くの投資家が市場の先行きに注目しています。