東京電力は今月15日、福島第一原子力発電所で事故により溶け落ちた核燃料と構造物が混ざり合った『核燃料デブリ』の2回目の試験的取り出し作業に着手しました。この取り出し作業は、廃炉作業における最大の難関とされており、取り出されたデブリは2号機の格納容器内で数グラム程度と推定されました。
この度の取り出しでは、作業員が直接手を動かすことができない程に強い放射線が出ていることから、ロボットを使用して行われました。17日には、つかんだデブリを格納容器外に出し、放射線量を測定した結果、作業員の安全確保基準以下であることが確認され、取り出しは成功すると判断されました。
このニュースが社会ニュース掲示板で話題となっています。今回の進展により、福島第一原発の廃炉プロセスに大きな一歩を踏み出すことができました。