鹿児島市のレコード会社が、おととし亡くなった歌手の八代亜紀さんの楽曲を収録したCDに、八代さんの私的なヌード写真を含めて発売すると発表しました。この発表以来、発売中止を求める署名活動がインターネット上で活発に行われています。八代さんに関する権利を管理する会社はレコード会社に対して、写真の使用をやめることなどを求めた通知書を送付しましたが、回答を得られていません。
21日の発売日には、タワーレコードなどの主要な販売店ではCDの取り扱いがなく、各社のネット通販サイトでも掲載されていません。しかし、公式ウェブサイトでは購入可能としており、ファンや社会全体から大きな議論となっています。
この問題は、故人のプライバシーを尊重するべきかどうか、また遺族の同意を得ずに遺産を利用するのは適切かなど、多くの倫理的な問いを提起しています。八代さんの家族や関係者は現在、どのように対応すべきか迷っているとの情報もあります。
この事件は社会ニュース掲示板で大きな話題となっています。多くの人々が、故人への敬意と個人の権利の尊重について議論しています。