KeiBan 北九州市小倉南区内のファストフード店で昨年12月に起きた中学生殺傷事件について、認定NPO法人「抱樸」の奥田知志理事長(61)は、「社会化」という言葉を掲げて問題提起を行っている。孤立や貧困といった社会課題とその背景にある地域コミュニティの関わり方の深刻さが浮き彫りになってきた。この事件を受けて、地域における人間関係の構築やメンタルヘルスケアへの対応など、今後の社会システムにも大きな影響を与える可能性がある。