東京株式市場は全面安となり、日経平均株価が3万6000円を下回った。プライム銘柄の96%が下落し、上昇しているのはニトリHDのみだ。33業種すべてがマイナスという厳しい状況となっている。
米国の経済統計では物価上昇圧力と景気後退が同時に示され、スタグフレーション懸念が広がっている。投資家の不安心理は強まり、ボラティリティー指数(VIX)も上昇している。
ソフトバンクGのAI工場団地開発計画にも反応薄で、同社株は5%前後下落した。好材料にもあまり反応しない状況が続いている。
寄り付き時点では日経平均が680円近い値下がりで始まった。幅広い業種で売りが先行している。