2月に発生した岩手県大船渡市の山林火災は、86棟の住宅を被害を受けました。その影響で全壊した54棟も含め、市内2か所で40戸の仮設住宅が建設されています。
この中で進みつつあるのは三陸町綾里の旧綾里中学校グラウンドでのプロジェクトです。ここでは30戸の仮設住宅を建設しており、16日には地元や東北各地から大工約30人が集まりました。彼らは県産材を使用して2棟の建物の柱と屋根の骨組みを組み立てました。
この作業は完成までにあと少しで、次は外壁や内装といった細かい仕上げ工程が続きます。建設チームは5月中には全ての仮設住宅が完成し、入居できる状態になることを目指しています。
社会ニュース掲示板や気象・災害掲示板では、この大船渡山林火災について多くの情報交換が行われています。