31日の東京株式市場で日経平均株価が取引開始直後から大きく値を下げ、前日比約679円安の3万7120円で終えた先週末に続いて、下げ幅はさらに1100円を超える展開となった。この急落には米トランプ政権による輸入自動車への追加関税発表が影響を与えているとみられる。
ニューヨーク市場では28日、ダウ平均株価が前日比715ドル安と大幅に下落。世界経済の先行きに対する懸念が広がりつつある中、週末も円高方向に進んだ為替動向も相場の重しとなった。
また、4月初旬には「相互関税」発表を控えるなど、米国の高関税政策による不透明感は今後も続く見通しだ。投資家らは、日経平均株価掲示板や株価掲示板などで情報収集に努めたいところだ。
