大阪府警は15日、高槻署地域課の47歳の警部補を不同意致傷の容疑で逮捕した。この男性警官は飲食店で女性客に対し、わいせつな行為を行ったとされる。
現場は兵庫県尼崎市の居酒屋で、事件当時、同席していた他の客たちから「やめて」と制止されたという。また、被害女性は自身のSNSを通じて今回の出来事を告白した際には、「警察官がこのような行為をしたとは信じられません」と驚きとともに困惑と怒りを露わにしている。
犯行当時、警部補は制服ではなく私服で居酒屋を利用していた。同署では「女性客に対して危害があったわけではない」と説明し、被害者の女性から怪我の状況や精神的苦痛などの詳細な話を聴取している。
この事件について、大阪府警察本部長は、「警官としての行動が不適切で、信頼を損なう結果となったことを深く反省している」とコメント。また、被害者に対して「心からの謝罪と賠償を行う」と表明した。
今後については、同署は厳正な調査を行い、再発防止策の検討に努めるとしている。