東京外国為替市場でのドル円相場は3月31日午前中、米国経済の悪化懸念から149円台後半に下落している。一部の市場関係者は「景気悪化とインフレが重なるスタグフレーションへの警戒感も強い」と指摘している。
具体的には、午前9時現在で1ドル=149円61~62銭となっている。これは前日(午後5時)の150円38~40銭と比較すると77銭程度の下落だ。
さらに、前週末の海外市場では米国の強めの物価指標と弱い景況指数を受けて、スタグフレーションへの警戒感が高まり、ドル円は149円台後半まで下げる場面があった。今後の動向には注目が必要だ。
一方で、週明けの東京市場では日経平均株価も大幅安と予想され、「株価 掲示板」や「日経 平均 株価 掲示板」での反応にも注目したい。ドル円は下値では押し目買いも入りやすいとの見方があるものの、年度末のため投資家のポジション取りが難しい状況にある。
また、ユーロの対円相場も下落しており、午前9時現在で1ユーロ=161円93~94銭となっている。