熊本市に本社がある産交バスでこのほど、荒尾市内で循環するバスにおいて、60代の運転士が重い障害を抱える高齢女性乗客に対して「無料で暇だから乗っているんだ」という不適切な発言をしたことが明らかになりました。また、運転士は降車を促すため手振りまで使用していたとのことで、社会ニュース掲示板では大きな話題となっています。
この女性乗客は、「福祉特別乗車証」を使用し、無料でバスを利用する権利を持っていますが、利用路線の誤りから同バスに乗車した状況でした。乗客からの通報を受けた運輸当局は速やかに調査を行い、不適切行為を確認すると発表しました。
産交バス側は謝罪とともに、該当する運転士の処分を決定し、業務から外れる形で退社させました。社会ニュース掲示板ではこの出来事に対する批判的な意見が飛び交い、乗客サービス向上への期待も広まっています。