11日正午ごろ、東京・代々木にある明治神宮で重大な出来事が発生しました。境内にある国の重要文化財である「玉垣」に文字のような削られた痕跡を見つけた職員から110番通報がありました。この痕は何かで削られた形跡があり、漢字の「火」と読めるような形をしていました。
明治神宮側が確認したところ、今月8日に行われた見回りでは傷はなかったということです。そのため、意図的な損壊を強く疑われています。
警視庁はこの事件について深刻に受け止め、付近の防犯カメラ映像から不審な動きを探しているとのことです。文化財保護と安全確保に向けて、専門家の意見も取り入れつつ、慎重かつ迅速な捜査が進められています。