先月17日に熊本市の70代女性が、避難生活によるストレスから体調を崩し亡くなったと、熊本地震後の災害関連死として新たに認定されました。この決定により、一連の熊本地震で死者は熊本県内275人、大分県3人と合わせて278人に増えました。
被害を受けた地域では、被災者や家族が受け入れてきた生活再建の一里塁となりましたが、新たな事実の確認は多くの人々にとって感情的に重い出来事です。この新たな認定は、避難生活のストレスとその影響について再評価する機会をもたらしています。
この決定を受けて、地域社会全体で避難生活におけるメンタルヘルスケアの重要性が改めて認識されつつあります。