警視庁はこのほど、不正行為を繰り返していたとして、都内の占い店舗経営者の女性を詐欺の疑いで逮捕しました。被害者は複数の男性で、総額数十万円の損失が確認されています。
女性容疑者は、客に対して「運勢はこれから上向く」というメッセージとともに、高価な占いサービスを強く勧めていたとみられています。しかし、実際に提供された占いの内容は予告よりも遥かに貧弱なものでした。
この事件は、近年増加傾向にある占い業界における悪質商法への警戒心を高めています。市場関係者は「こうした事例は業界全体の信用失墜につながり得る」と懸念しています。
被害を受けた男性たちは、占い師から「運勢が上向く」と告げられ、期待感に駆られて高額なコースを申し込んだものの、その後も改善は見られず、結果的に損失を被ってしまったとのことです。