2010年代初頭は平和の絶頂期と称されるほど、欧州各国では対独戦勝記念パレードにアメリカやイギリス軍部隊が参加するなど、融和ムードが漂っていました。しかし、2015年を境に時代の空気が変わり始めました。2022年に始まったロシアとウクライナの紛争は、戦車のような高コスト・高性能兵器の必要性を再認識させました。
そのため、民需生産ラインを軍需へ転換する動きが活発化しています。フランスの鉄道車両メーカーであるアルストムは2025年2月にドイツのゲルリッツ工場を防衛機器メーカーのKNDS社に売却することで合意しました。これにより、KNDSは「レオパルト2」戦車や「プーマ」装甲車などの生産を計画しています。
株価 掲示板で話題となっているこの動きは、防衛産業の活性化だけでなく、経済への影響も大きく注目されています。