愛知県警は、名古屋市中区の店舗で大麻を所持したとして3月に同区の20代の会社員男性を逮捕した事件について、証拠品の大麻が別の事件と取り違えられていたことを7日に発表しました。このため、名古屋地検は同日、男性の起訴を取り消しています。犯行現場から押収された大麻は1月に別件で押収された物と混ざっていたことが判明し、県警が取り違えを確認しました。なお、証拠品の記録を調べた結果、男性が関与していない別の事件での大麻0.418グラムと取り違えていたことが明らかになりました。
同課は「人為的なミスの可能性があり、原因を特定して再発防止に努める」としています。地検と協議して、今後の捜査の方針を決めると述べています。