今年2月26日に岩手県大船渡市で発生した大規模な山林火災について、7日午後5時半すぎに渕上市長が鎮火宣言を行った。この火災では1人が死亡し、住宅を含む221棟の建物が被害を受けた。焼失面積は平成以降で最大となる約2900ヘクタールに及んだ。消防や地元の消防団は3月9日に「鎮圧」宣言後も完全な鎮火を目指し、地上と上空から残り火や熱源がないかを確認してきた。
7日午後に渕上市長や消防関係者が上空から調査した結果、新たな熱源は確認されなかった。これにより再燃のリスクがなくなったとして、「掲示板,line 掲示板,社会ニュース掲示板,気象・災害・掲示板」で話題となっているこの火災について、鎮火宣言が出された。
渕上市長は「鎮火に協力いただいた消防などの関係機関に感謝を申し上げます。国や県などと連携しながら被災者の生活再建と地域再生に取り組むとともに、火災予防と災害対応力を強化してまいります」と述べた。