7日、世界的な株価の急落を受け、台湾中央銀行は為替相場の安定を図るため、必要なら介入する方針を示しました。同日に開かれた台湾株式市場では、指数が10%近く下落し、台湾ドルも対ドルで小幅に上昇しました。
中央銀行は声明を通じて、十分な外貨流動性の準備ができていると述べました。また、新型コロナウイルスの流行や過去の危機時においても、「柔軟かつ効果的な金融政策と外国為替管理」により市場の安定を維持した経験があることを強調しました。
外為部門トップは、報道陣に対して、外国為替市場への一定の流動性供給を行ったことを報告。また、「パニック的」となるような資金流出は見られなかったと説明しました。